THE INTERVIEWS

汚部屋の中心で色々叫ぶ

つまらない幽霊市民ですが。
aneo: 1980年11月22日生まれ、31歳。 北海道出身。 現在は北海道を拠点に、コピー屋/DTPとして活動中。 大凡、本と音楽と映画と写真と絵を描くことと盲目的な恋で成り立ってます。

できれば怪物くんになりたい。

そうですね。
ドラキュラについては、日中外に出なくても良い理由が出来るので魅力的です。
ただ、人の生き血でしか生き延びられないのは不便ですね。しかも、生き血を啜った相手も吸血鬼になってしまうんですよね。私、その人達の人生に責任持てません。
あと、ニンニクが大好きなので、一生ニンニクを食べられないとなると厳しいです。

フランケンシュタインについては、まず見た目が悪い。この理由で9割却下です。
それに、内蔵から手足、目や脳まで、色んな人の寄せ集めなんですよね。アイデンティティが崩壊しそうです。もし間違ってフランケンになってしまったら、超人的な身体能力を利用して、筋肉番付シリーズでスターになり、醜形恐怖を乗り越えようと思います。

狼人間。
何か、私の中の厨二的好奇心をぐいぐい刺激してきます。
満月の光を浴びると凶暴な狼人に変身し、自分の意思とは無関係に殺人を犯してしまう…わおおおおん!そして朝になるとその記憶は消えているのであった…。
ん、待てよ、これって…
日本酒の雫を浴びると理性を忘れた淫獣に変身し、自分の意思とは無関係にセクハラをくり返してしまう…わおおおおおん!そして朝になるとその記憶は消えているのであった…。

あ、どうやら、私、狼人間に一番近いみたいです。

もともと冒険は苦手なタイプなので、どうしてもなるならと言われたら狼人間にしておきます。

2011-09-12 21:29:48



アメリカンビューティーでのワンシーン

好きな画家も音楽も映画もたくさんあるのですが、特に固執しているものをいくつか挙げます。

好きな画家は、エゴン・シーレとフランシス・ベーコンです。
シーレの絵を初めて生で見た時、画面から溢れ出す苦悩や衝動、また何か得体の知れない執着心のような剥き出しのエネルギーに大きな衝撃を受けました。
本当に魂が塗り込められているのではないかと思われるくらいの一心不乱な筆使いの自画像と目が合うと動けなくなりました。 不安定な構図の人物画を観賞するうちに自分の骨がずれていく感覚や、画面から網膜に伝わる痛々しい情念に気管を狭められる感じがしてクラクラ。枯れさらばえた背の高い向日葵の絵を見上げ涙腺が緩み、観賞後はすっかり口をつぐんでしまった事を思い出します。
フランシス・ベーコンは、絶望とか、生への欲求とか色々言われているようですが、私は圧倒的に画面の面白さが好きです。
ベーコンの絵は構図から色使いから、何もかもがいつまで見ていても飽きないので、しょっちゅう画集を引っ張り出してきては眺めています。
ベーコンが自分の絵について訪ねられた時にこういったそうです。
「それは私の心理状態です。それはユーモアのある言い方をすれば、うきうきする絶望とでもいう気分です。」
うきうきする絶望!なんて魅力的な言葉でしょう。

好きな音楽。
音楽は生活において欠かせないものの一つには間違いないのですが、実はあまり詳しくありません。
好んで聴く特定のジャンルやアーティストはこれだ!と言えるものがないのです。
強いて言うならば、ロックやパンクが好きです。それもハチャメチャなやつ。あとは昔のフォークソングなんかも好きです。
もう一つ言えば、オリコンチャートで上位取っちゃうようなJ-POPの類いには何故かアンテナが向かず、ほとんど聴きません。
自分のlast.fmでの再生回数ランキングによると、1位筋肉少女帯、2位たま、3位T.REX、4位THE DOORS、5位ゆらゆら帝国、になっていました。

好きな映画についてもたくさんあるのですが、何度もくり返し見てしまう映画のひとつに「ゴースト・ワールド」があります。青臭い思春期ドラマなのですが、いつまでも心を捕らえられています。
みんながそうであるように、思春期特有の「斜に構えて粋がっているけど、傷つきやすい」とか、「自分は特別」とか思ってしまうあの頃を思い出して自分を重ね合わせてしまうんだと思います。
スティーブ・ブシェミ演じる、レコード屋のボンクラ欠落ヲタク兄ちゃんが何故か最高にかっこいいです。
もうひとつは、「アメリカン・ビューティー」。
この映画を人に勧めようとする時に、いつもうまく説明出来ないのですが、強烈に印象に残ったシーンがあります。
リッキーという変わり者の少年が、「ビル街の吹き溜まりで木の葉とゴミ袋が螺旋を描きながらただ延々と舞い上がっているだけ」のビデオテープの映像を主人公の娘ジェーンにひたすら見せるシーンがあるのですが、 リッキーは今まで見たもので一番美しい映像だというんです。その時ジェーンの心に芽生えた何かがこの映画の意味するところなんじゃないかなと勝手に思っています。

ダラダラと、まとまりがなくなってしまいましたが、こんな感じです。

2011-09-12 21:05:14


はい。精進します…

恥ずかしい話ですが、小・中・高・大と、一貫して救いようのないサボリ魔でした。

小学校では、低体温と頭痛を理由に、保健室に逃げ込み楳図かずおのホラー漫画を読みふけっていました。

中学校でも回数こそ減ったものの保健室に逃げ込む癖は抜けませんでした。授業中は江戸川乱歩ばかり読んでいました。

高校では、家が遠いことを理由に毎日遅刻していました。遅刻届に「家が遠いため」とか「鉛筆を買いに行っていたため」とか「不安になって電車に乗れなかった」とか、自分が教師ならぶん殴ってやりたいようなふざけた理由を書き提出していましたが、何故か許されていたのは、何か重大な問題を抱えた少女に見えたからかもしれません。先生!ただのサボり魔だったんです。

短大では、所属していた劇団の練習と飲み会に時間のほぼ全てを費やしていたため、授業はほとんど代返で単位をとったようなものです。学校どころか、家にも帰らない日々を過ごしていました。
油彩や彫刻などの結果が形になる実技では、皆が数ヶ月かけて作るものを、一週間やらそこらで仕上げました。
効率よくサボるために、短時間でも手間暇かけているように見える変な技術を取得したんですね。そのお陰で、何故か成績は優秀でした。本当におかしいですね。

ざっと書いてみて、まったく人生なめてるとしか言いようがありません!
タイムトリップして過去の自分全員に平手打ちしてやりたい気分です。

恥の多い人生どころか、私から恥を取ったらコンタクトレンズしか残らないような学生時代でした。生まれてすみません。でも僕は死にましぇ~んよ!

劇団での面白いエピソードはたくさんあるのですが、また次の機会にします。

2011-09-10 11:27:37


昼休みスィーツ食べに行かなぃ?

短大を卒業して19歳、一番最初の職は官公庁機関での事務でした。

それまでは家族経営のような小さな書店と、従業員同士が友達みたいに仲の良い回転寿司屋でしか働いたことがなかったため、まず、社員同士が会話や挨拶をきちっとしないことに驚きました。
例1)「おはようございます!」「…す」
例2)「こことここって色分けしてチェックしますか?」「…すね」
例3)「その腕時計かっこいいですね!」「…あ?あぁ…すね」
例4)「お疲れ様でした!」「…す」

みんなこんな感じで、数週間で会話することを諦めました。

事務所内のクールな空気に萎縮し体を小さくして仕事をしていたのですが、すぐに事務を総括するお姉さまに呼び出されて服装や髪形、立振舞いについて説教された事は苦き良き思い出です。色々学びました。

次いで、普段はクールな社員たちが飲み会になると人が変わったように開放的になることにも驚きました。むしろ恐怖すら感じました。言いたい放題、やりたい放題、この人たち普段どんだけストレス溜めてんのかと。
お酒を楽しみ方は、少し破滅的な方法ではあるものの学生時代に散々叩き込まれたので、宴会の席では可愛がられました。

さらに、飲み会で仲良くなった社員も一晩あけると、いつものクールな表情に戻って挨拶もままならないことに、またまた驚いたものです。

今思い出すと、無知ゆえに常識はずれな事もたくさんしでかしましたね。

その後、いくつか職を変えましたが、イヤホンで音楽聴きながら仕事するオペレーター、販売員なのに派手なネイルアートで接客するバイト、お客様に「はぁ?」と言う電話接客、社長がいるのにファッション誌を広げて読んでいる作業員など、様々なうら若き女子に遭遇しました。が、自分にも若き日があった事を肝に銘じながら、なるべく感情的にならず丁寧に教えて来れたと自負しています。

2011-09-10 10:55:28


座右の銘とまで言えませんが、好きな言葉ならたくさんあります。
今、ぱっと思いついたものをバラバラといくつか記します。

■人生はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇〜チャップリン〜

苦しい時にこの言葉を思い出すと、不思議と潔くテンポの良い無声映画みたいに淡々と乗り越えていける気になるのです。
同じような理由で、中原中也の「春日狂想」という詩も好きです。
「ではみなさん、喜び過ぎず悲しみ過ぎず、テムポ正しく、握手をしませう。
つまり、我等に欠けてるものは、実直なんぞと、心得まして。」

■愛に対する治療法は、より愛する以外にない〜誰の言葉かわすれました〜
■愛はレセプター(受動体)〜大槻ケンヂ〜

愛する事に迷った時はこれらの言葉を心の中心に置くと、穏やかな気持ちになります。


あと、これは詩になりますが…ちょくちょく思い起こします。

あのときああすればよかったと
そんなやくざな仮定法があるばっかりに
言葉で過去を消そうとするけれど
目前の人っ子ひとりいない波打際は
目をつむっても消え去りはしない
せめて上手に後悔しようと
過去を苦い教訓に未来を夢見る事は
あの日のあなたのかけがえのない
こわれやすい愛らしさを裏切ることになる
くり返す波の教えるのは
ただの一度も本当のくり返しは無いという事
けもののように言葉をもたなかったら
このさびしい今のひろがりを
無心に吠えながら耐える事もできようものを
〜谷川俊太郎〜

谷川俊太郎といえば「なんでもおまんこ」という詩がありますが、初めて読んだとき、空が割れたんじゃないかというくらいの衝撃を受けました。

2011-09-10 01:41:55