THE INTERVIEWS

そおですねえ。まずテメーが食えてんのかっていう問いで、かなり精神の具合が悪くなってしまうんですけど、気がついたら10年くらいライターをして、数ヶ月に一度回ってないお寿司などを食べたりもしてるので、一応食べていってると言ってもいいかもしれませんねえ。

でも、あれですよ。基本ライターにはなるもんではナシと思いますよ。特に昨今雑誌のですね、1pまるっと書いても一万円にナラなかったりしますからね。取材アリデコの値段だとほんと生きて行けないなあとか思うわけでございますよ。でも、他の分野に行くには腰据えて就職活動的なことをしなくてはなりませんし、そうするには半年以上何もせずに就職活動しなきゃいけないわけでしょう? そんなお金が無いわけですねえ。しかも履歴書の職歴に「ライター」とか書いても、「くすっ…」とか笑われますでしょう? 笑ってくれるのが綺麗なお姉さんならいいんですけどね、なんかよく分からないおっさんに落とされるのわかりきってるのに説教されたりすると怖いですよねえ。

ってことで、

1、現状認識はできたほうがいいが、きっちり把握して行動するほどの行動力はないほうがいい
2、世間一般の「働く」概念とどんどんずれて行っても、ピンと来ないか焦らないていどに、自分の人生と他人の人生に対して他人ごとなスタンス

あたりがまずあるんじゃないでしょうかねえ、あとは、だいたい一人前のライター(というものがあるとして)ならある程度出版社と互角に条件すりあわせたり、場合によってはにこやかに喧嘩剃る必要も出てきますねえ。そのとき大事なのは、一社くらい仕事キられてもまあ生きていけますよ、くらいの付き合いの幅とかですか。じゃないと卑屈になってしまいますからねえ。
でも、一社切らられるって、そのあとその出版社経由で広がる仕事の可能性すべてを切るってことですから、余程のことがない限りニコニコヘコヘコしていきたいところでもありますねぇ。

3、15社程度の取引先を早めに確保する
4、そのためには、まったくわからない分野(俺にとって、ゲートボールとか、囲碁とか)以外はとりあえず、「ハイ」いうてこなしてみること

あたりですかねえ。だいたい新規のライターに仕事頼む時って、自分が不得意だったり、意味分かんない案件だったり、異様に忙しくて泣きそうだったりするので、いかにそれを楽にしてあげるかですよねえ、たぶん。普通の業務してる分には、新しいライター抱えるなんてリスク犯す必要ないですからねえ。

5、まとめると、夏休みの宿題溜まりまくった8/31を10年間エンドレスループでも、毎朝学校に行くよりはマシだと思える、気の毒な人間であること

が大事なんじゃないでしょうか?

え?文章? 三ヶ月もやれば最低限なんとかなるんじゃない? すくなくともどうにも並んでも自意識では何とかなったと思っちゃいますよ。「俺文章うめえ」的なアレがないと持たないので実際に旨いかどうかは別にして、うまいっぽい気がするよ? って全員思ってるので、それはそれでいいんじゃないですか? ま、そんな重要じゃないです。それよりにこやかに新しい人と電話して、相手にとくにメリットのないお願いを低姿勢でおねがいする精神力とかのが大事なんじゃね?

2011-09-11 21:52:18